2012-2013年度テーマ　奉仕を通じて平和を　

　2012-2013年度、伝統ある成田ロータリークラブ会長の任命を受け、責任の重さは元より身に余る光栄と感ずる処であります。30年ぶりの日本からの田中作次RI会長は2012-2013年度RIテーマを「奉仕を通じて平和を」peace through serviceとされました。ロータリアンは、自分よりも、他者のニーズを優先し、ロータリー独自の標語「超我の奉仕」は自分の為だけではなく、社会全体のためを考えよ、と教えてくれる言葉であり、そうする事で、より平和な世界を築くことが出来るとテーマ講演で述べられました。

田中RI会長からの3つの要望事項

第1は、ロータリー戦略計画3つの優先項目である「クラブのサポートと強化」「人道的奉仕の重点化と増加」「公共イメージと認知度の向上」
第2は、2012−2013ロータリー世界平和フォーラムの推進と出席
第3は、「奉仕を通じて平和」精神を持ってロータリーの究極の目的である平和な世界に向けてまい進すること、であります。それを受けて得居ガバナーは、職業奉仕に軸足を置き、新世代に力を入れる。と、地区の方針を決められました。

得居ガバナーの要望事項

１．職業奉仕の更なる推進、クラブの目的である「網領」の推進、すなわち職業奉仕の更なる推進
２．クラブ会員の研修による「クラブのサポートと強化」研修によって、クラブの職業奉仕理念の理解を深め、今以上に職業奉仕の実践を極めて行く事を目指す
３．ロータリーの公共的イメージと認知度の向上、ロータリアン一人ひとりがロータリーの広告塔であり、地域社会の人々が接するロータリアンが、ロータリーの公共的イメージを形成し、職業奉仕の実践により、ロータリーの立派な広告塔となる徳性と品格を備えた職業人・実業人であるロータリアンを1人でも多く生み出すこと
４．「新世代奉仕に力点を置いての人道的奉仕の重点化と増加」
５．委員会の枠を超えたクロスプロモーション活動
６．各クラブ純増1名の会員強化

　得居ガバナーは、クラブが活性化を図るためにはただ会員を増やすためだけに新会員を入れてもロータリーは強くならない、ただ入会出来る人ではなく、ロータリアンとなれる人を入会させて、始めてロータリーは強く成れると言っています。
　成田ロータリークラブがクラブ活性化の手段として「クラブリーダーシッププラン」（CLP)を導入して5年が経過しましたが、その間、研鑽、討論、検証、を重ね当クラブにマッチした活動計画基盤が出来てきていますが、更に弛まぬ検証が必要であり、マンネリ化を防がなければなりません。したがって今年度もCLP委員会と協議をし、長期計画、数値目標を立て、クラブの強化と会員基盤の強化、拡大を図って行きたいと考えます。

今年度活動方針

１．会員増強、CLP、長期計画に基づき、純増2名を目標とし、職業分類委員会を中心に未充填職業人の勧誘につとめる。新入会員の研修会を重ねロータリーの理解を深める事により退会防止につなげる。
２．クラブ広報　クラブHPのリニューアル、奉仕活動をマスコミへリリースする。
３．親睦　楽しく、多くの会員が参加できる、魅力となる家族例会、同好会、等、適宜開催する。
４．奉仕活動　「職業奉仕」の理念は、会員個々の職業の質を高め、道徳心を高揚することに有り、職業奉仕についてのディスカッションや、職業奉仕に精通された方の卓話を計画する。
５．2011年3月11日の、東日本大震災では義損金等、被災地へ支援をして来たところですが今年度も、これを風化させない為にも支援の方法を皆様と共に考えて行きたい。
６．新世代奉仕　平野年度まで継続事業として開催してきた剣道大会、サッカー大会を開催し、新に、成田ボーイスカウト活動を支援することによりロータアクトの活動復活に繋がればと考えます。
７．ロータリー財団・米山記念奨学　この委員会は歴代の会長の指導の下、地区内でも最もすぐれた高額の寄付を行ってきた処ですが今年度も引き続き100＄以上／年度／1人の寄付をお願いします。又、米山記念奨学についても同額の寄付をお願いします。もとより、浅学非才の私ではありますが会員の皆様のご指導を仰ぎ、且つご協力を頂きながら幹事、石川君と共にこの伝統ある成田ロータリークラブのロータリー理念を逸脱する事無く、RI及び地区の活動方針を踏まえ、地域社会の奉仕活動を主とした、会員の諸活動計画が円滑に遂行できるよう、会員相互の親睦と品位の向上を高める為、誠心誠意努める所存であります。